Ecological design principles - デザインの原則

たとえ環境に配慮した方法で製造されたとしても、その製品が魅力に欠け、使いにくく、人々のニーズを満たすものでなかったとしたら、その製品生産は、単なる環境資源の浪費でしかありません。

ウィルクハーンが目指すプロダクト・デザインの理想形は、
1950年半ばにバウハウスの精神を継承し創設されたウルム造形大学の創立宣言の中にあります。

「目指すのは、耐久性が高く、優れた機能性をもち、無駄の少ない製品をデザインすることである」

長い製品寿命を持つこと。
いつの時代にも通用する、普遍的な機能と洗練された外観を持つこと。
少ない環境負荷で製造できるよう、細部まで工夫と配慮が行き届いていること。

サステナブルは、ウィルクハーンのデザイン哲学に深く根づく思想です。

Durable quality and easy-to-repair

Durable quality and
easy-to-repair

原材料は、環境性能・パフォーマンス性と同時に、耐久性・堅牢性を重視し厳選されます。また、将来的な修理やパーツ交換、さらには製品寿命を迎えたときのリサイクルを見越して、分解しやすいように設計されています。

Timeless,attractive design

Timeless, attractive design

ウィルクハーンのデザインは、自然と心地よいと感じる外観と、直感的に使いこなせる機能性が両立していることを原則としています。シリーズの多くが、数十年の時を経て生産され続けていることが、ウィルクハーン製品がいつの時代も人に愛され、必要とされている証しです。

Reduce,less is more

Reduce, “less is more”

ウィルクハーンの製品はどれも、比較的軽量です。それは、使用している環境資源(原材料)が少ないことを示しています。少ないパーツで最大のパフォーマンスが得られるよう、機能性の高い最先端の原材料を選び、時には開発します。また、1つのパーツに複数の機能を担わせる手法を、ウィルクハーン製品の随所に見ることができます。

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