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Interview

ソリスはどっしり重い椅子ではないので、見た目も動きも軽い。背もたれの形状も腰の辺りがカーブして支えるので、描きやすいです。。漫画家:弘兼 憲史

やっとお届けできた第4回は、昨年10月末頃から、Solis 194/61をお使いいただいている
漫画家の弘兼憲史先生に使用感やお仕事の様子などを伺いました。
例えば連載中の『常務島耕作』が、ウィルクハーンのチェアに座って描かれているなんて感動です。

ラジオ番組出演と次のインタビュー取材の合間で30分という、やはり超ご多忙なスケジュール。
もちろん、漫画やビジネス書の執筆のため長時間のデスクワークをこなされる弘兼先生。
椅子に座るのが、一日15時間!というのが当たり前だそう。
また、社会問題のコメンテーターや、車、ワインがテーマの雑誌特集やエッセイなど
モノへのこだわり面でもご活躍が目立ちます。
ふだん、何時間くらい漫画をお描きになるのですか?
だいたい朝9時頃から夜中12時すぎ頃迄ですから、15時間くらいです。食事や少しコンビニに買い物に行ったりする以外、ほとんど座っています。週のうち5日は執筆作業で、2日はラジオやテレビ、雑誌、漫画の取材といった仕事で外出ですし、休日はありませんね。移動中の飛行機だったり、取材先のホテルでも描きます。


描きやすい姿勢などありますか?
文字を書くのは、飛行機の中でも大丈夫なんです、ビジネスクラスで腰と背もたれの間にクッションを入れればね。でも漫画を描く場合は違う。椅子と机の高さが非常に大切なんです。それと机上の原稿に向かうので、腰部を前に押してくれる圧があったほうが描きやすい。取材先のホテルで描くときなんかは、1〜2ページの下書きでも、すごく肩が凝る。
ソリスはいかがでしょう?
座面の微妙な高さを調節するレバーとか、手で簡単に動かせるアームレストが分かり易い。どっしり重い椅子ではないので、見た目も動きも軽いところが気に入っています。
ここ数年ずっとメルセデスベンツに乗っているのですが、国産車よりもシートのクッション性がかためで、やわらかすぎないのが自分に調度合っていて、椅子の快適性から車を選んでいるようなものです。ソリスの座り心地もやわらかすぎないのが似ていますね。背もたれの形状も腰の辺りがカーブして支えるので、描きやすいです。


見た目と座った感じのギャップはありましたか?
最初に見たときは「薄いなぁ」と思いましたね。例えば、昔ポルシェに乗っていたこともあるのですが、走りや速さを追求しているスポーツタイプの車って、軽量化するためにシート部分はどんどん削られて、背もたれのクッションとかペラペラですよ。でも、「機能的」なんです。ソリスもペラペラな感じがしたけど、しっくり座れる。要は、形状とかたさと角度なんでしょうね。


何か他にご感想や、逆に悪い点は?
ヘッドレスト付はいいですね。背中を伸ばすのにぐーっと後ろに倒したときに支えがあると安心です。1、2分、いや30秒くらいかもしれませんがそのまま寝たりしますよ。逆に、動くアームレストは便利だけどプラスチックが安っぽいですね。痛くはないけど、もう少し軟らかいほうがいい。


つい最近、3Dアームレスト上部の材質が改善されまして、見た目はさほど変わりませんが、
ウレタンパッドが入って軟らかくなったんですよ。

へぇー、そうですか。同じような意見が他からもあったんですね。


漫画の中で、オフィス風景を描かれていますね?
日本のオフィスは、たいがい向かい合わせで机を並べた島型というのが多いですね。IBMだったでしょうか、自分の席が決まっていなくて、その日座ったところにパソコンをつないで仕事する。デスクワークだけじゃない仕事だったらこのほうが機動的で面白いと思いました。逆にデスクワーク中心だったら、中国に行ったときもそうでしたが、個人の席がブースで区切られていて、ブラインドになっているから気が散らずに集中できる。私のアシスタントの席も皆ブースで区切られています。


仕事場のインテリアや椅子に求めることはありますか?
人を応接するオフィスは、壁と家具とのカラーコーディネートなど考えますが、漫画を描く仕事場は、全くこだわらないです。本や資料が床にも散らばって、足の踏み場すらない戦場みたいなものですから。だいたいどの漫画家の方もそうじゃないでしょうか。
あればいいなで言うと、シート・ポジションを3パターンくらい記憶してくれればいいのにと思う。自動車のシートやマッサージチェアには既にありますよね。まぁ、モーターを組み込んだりしたら重くなってしまうと思うけど。


そうですねー。将来的に出て来そうな気がしますけど、そうなると机に向かうというワークスタイル自体が
変化するかもしれませんね。

パソコンだけで仕事ができる人とかは、特にそうだろうね。


あ!5分オーバーしてしまいました、すいません。お時間を割いていただいて本当に有難うございました。
弘兼 憲史 さん
弘兼 憲史
漫画家。ビジネスマン向けエッセイも多数出版。1947年山口県生まれ。
早稲田大学法学部卒。松下電器産業を退社後、
1974年ビッグコミック増刊号『風薫る』で漫画家デビュー。
社会派漫画の第一人者として知られる。主な作品に『人間交差点』『課長島耕作』
『加治隆介の議』『黄昏流星群』『ハロー張りネズミ』など。
奥様も有名漫画家の柴門ふみさん。



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