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Interview

ワーキングチェアの最重要ポイントは疲れにくいことだと思うね。次に使いやすくてデザイン的に優れていること。映像作家/ハイパーメディア・クリエイター 高城 剛(たかしろ つよし)

今回のリニューアルで新設した「Monitor Report」コーナーの記念すべき第1回は、
Solis 194/61をお使いいただいているハイパーメディア・クリエイターの
高城剛さんにお願いしました。

クリエイティブルームと呼ばれている高城さんの都内オフィスは、壁一面のスクリーンやモニター、大型スピーカーに圧倒され るばかりか、膨大な書籍やレコード・CD類が収納されている天井近くまでの書棚、大きなテーブルの上に無造作に置かれた複数 のノートパソコン、携帯電話やPDA、そして点在するフィギュアやオブジェなど、とにかく今までに見たことがないような数の アイテムに溢れた空間なのです。そして、そのど真ん中にSolisはありました。




以前からウィルクハーンのことはご存知でしたか?
名前は知っていましたよ。ドイツのオフィス家具ブランドという程度だけどね。アーロンチェアを長年使っていたんだけど、さすがに飽きちゃって。ちょうど次のものを探していたときにSolisを見つけた。


デザインなど印象はいかがでしたか?
ウィルクハーンって、すごい堅いイメージを持ってたけど、Solisは思ったより柔らかくて使い易いなーと思った。見た目はソリッドで未来感があるというか、地球防衛軍っぽい(笑)映画「ゴジラ FINAL WARS」でも使われたみたいだし。すっごい良いと思うよ、真面目に守っている感じがして。


座り心地はいかがでしょうか?
長年研究されただけあって、長時間デスクに向かうときも疲れないね。お尻や腰が痛いとか気になるとかは全然感じない。毎日、朝9時から翌朝5時まで(つまり20時間!)仕事してて、長い時で10時間くらいデスクワークする場合もあるから、ワーキングチェアの最重要ポイントは疲れにくいことだと思うね。次に使いやすくてデザイン的に優れていること。


機能的な部分はいかがですか?
テクニカル的には、細かい調整ができる点がなによりだよ。もちろん自分なりのポジションに一度合わせたら大体そのままだけど、人って体格だけじゃなくて座り方のクセがあると思う。その色々な姿勢のクセをちゃんとクッションしてくれているのがわかるよ。





デスクワークに最適のパフォーマンスという点では自信がありますから、そうおっしゃっていただいて嬉しいです。他にお気づきのことはありますか?
どこかが突出していない総合力で秀でているところが気に入ったよ。ほんとドイツっぽい。車で言えばベンツみたいにね。だけど突出していないということは、逆に面白味には欠けるよね。花柄とかエミリオ・プッチみたいな大胆な柄の張地をはったやつなんていいんじゃないかな?


貴重なアドバイスありがとうございます。すごいインパクトが出そうですね(笑)お好きなインテリアブランドはありますか?
椅子は好きで100脚くらい買った。置ききれないから倉庫借りてるくらい(笑)スタルクがデザインしたやつとか、パントンチェアとか、とにかく色々あります。でも、インテリアの本とか見ると綺麗すぎて、かえってウソくさいよね。このオフィスを見てもらえばわかると思うけど、整理整頓されていないごちゃごちゃが好きなんですよ。社会とか人生ってごちゃごちゃしてて、整理整頓なんかされていないじゃないですか。その混沌から強いもの、機能美を見つけ出して伝わる形に表現していくのがクリエイティブの仕事だと考えています。でも、机はごちゃごちゃになっても椅子はそうじゃない。物を置いたら座れなくなるでしょ。だから椅子には機能的なデザインを求めるんです。


最後になりますが、働く大人にとって知的生産性を高めること、新しい付加価値を生み出すことが求められている時代です。近未来の「ワーキングスタイル」を予想してみていただけませんか?
仕事と遊びの区別がなくなって、人生フレックスになるんじゃないかな。これは前から言ってることだけど、サラリーマンでも会社に従属しないで、フリーランスな働き方をすると週休3日とかになるんだよ。週休3日だったら都会から思い切り遠く離れて住んだり、セカンドハウスを持とうと思う人も増えるかもしれないし、レジャーとか車の形態も変わってくると思うよ。新しい生活スタイルが選択できるというか、広がるよね。


週休3日は嬉しいですね(笑)成果を出そうと一日中デスクにかじり付いて仕事のことだけ考えていても新しい 発想なんて浮かばないですからね。本日はお忙しいなか、ご協力いただき本当に有難うございました。

高城 剛
映像作家、ハイパーメディア・クリエイター。1964年、葛飾柴又生まれ。
日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオ・ビエンナーレ」でグランプリを受賞。
総務省情報通信審議会専門委員など要職歴任。
六本木ヒルズのコマーシャルやルイ・ヴィトンのためのジャパニメーションのプロデュースなど、多方面で活躍中。
著書に「デジタル日本人」(講談社)。



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